会長挨拶


ホーチミン日本商工会会長
前野 浩二
    皆さん、こんにちは。今年度のホーチミン日本商工会会長の前野です。宜しくお願い致します。さて、2011年4月にホーチミンに赴任して、丸5年が経過致しましたが、ベトナムの変化の激しさを実感しております。一人当たりGDPが2,000ドルを超え、新車のバイクの波に加えて、個人所有と思われる乗用車も目立ち始めました。都市鉄道や高速道路といった交通インフラの建設に加えて、高層ビルの建設も進んでいます。今年のGDP成長率の政府目標も6.7%と高く、期待と自信が伺われます。
    1994年4月に69社で発足したJBAHも4月の総会時には833社となり、世界各地の日本商工会の中でも、上海、バンコック、シンガポールに継ぐ規模となりました。これだけの規模の会員企業に対し、そのニーズを汲み取り、課題解決に向けて常に発展的に活動し続けることは、大いに意義深いことと感じております。
    本会の目的は、会則の第二条に明記されていますように、1.会員相互の親睦と協力、及び情報の交換と共有。2.日本・ベトナム両国の経済発展への寄与・文化交流の促進。3.会員企業の商工活動の支援。の3点であり、この目的に沿った活動でなくてはなりません。
    特に、会員企業数の拡大に伴い、進出企業の商工活動における事業環境改善は最重要課題となっております。本年度、15年目15回目となりますホーチミン市とのラウンドテーブルを初めとし、ビンズン省、ドンナイ省、ロンアン省、バリアブンタウ省との意見交換会の継続実施により、事業環境の改善と、駐在員及びご家族の生活・安全に至る迄、広く課題の共有化と解決に向けた取り組みを実施して参ります。事業環境の改善が、次への新たなる日本からの投資の呼び水になることを繰り返し各省に説明し、改善への取り組みを働きかけていきたいと考えております。これまでのJBAHの歴代の執行委員や部会理事の方々のご尽力や、総領事館、JETRO殿などの多大なご協力のおかげで、各省からもJBAHのこうした取り組みに対し、強い支持と幅広い協力を得るに至っております。
    本年度、“One For All, All For One” を活動のキャッチコピーとして、会員企業が入会している価値を実感できることを目標に、全員参加型の活動を行っていきたいと考えております。


今年度の活動方針として、以下を掲げさせていただきます。

(1) 会員主体・全員参加型の商工会運営


  1. 委員会、部会活動への積極的な参加を促進
  2. 各委員会委員やイベント協力メンバーの継続的な参加募集
  3. 会員の為に、会員が作り上げていく活動・組織の実現

 

(2) 会員の会員による会員のための総合力を活かした事業環境と生活環境の改善


  1. 委員会の組織力と連携
    - 事業環境委員会、金融・税務・通関委員会、渉外・VBF委員会、労働・雇用委員会、生活環境委員会等の有機的連携による、会員企業駐在員及びご家族の課題の掘り起し、ベトナム政府・地方政府に対する、実効力のある各種政策提言、及び課題解決推進
    - ベトナム日本商工会(ハノイ・JBAV)との交流深化による、情報共有、連携強化
    - 在ベトナムの他国商工会議所との連携
  2. 人民委員会との緊密な連携による課題の解決・改善
    - ホーチミン市人民委員会とのラウンドテーブルの開催、地域部会が主体となってのドンナイ省、ビンズン省、バリア・ブンタウ省、ロンアン省などとの意見交換を通じた各省人民委員会とのネットワーク強化と課題解決・改善の推進

 

(3) 会員間の親睦・交流の活性化


  1. 部会再編後の活動の円滑な運営
  2. 新しいスポーツ・日本らしい文化活動の充実

 

(4) 会員間の情報共有の強化と活動内容の見える化


  1. 会員企業への情報サービスの充実(Facebook等のツールの有効活用、マンスリーレポート等の会員への一斉発信等)
  2. 商工会のプレゼンス向上と会員への広報を目的とした、国内外のマスコミを通じた活動内容の広報

 

(5) 目に見える社会貢献の継続


  1. ベトナム社会への貢献
    ‐ わかりやすく、貢献が実感できるチャリティー活動の推進
  2.  
  3. 日本人学校に対する支援
    ‐日本人学校校舎増築に関するサポート

上記の活動を通じて、ベトナム進出日系企業の事業環境の改善、駐在ご家族に安心して生活して頂く為の生活環境の改善などの課題解決に取り組む一方、日本人・ベトナム人が交流できるような日本らしいイベントの企画も検討して参ります。JBAHは会員の皆様の為に、会員の皆様が作っていく組織であり、活動です。引き続き、各委員会委員などを募集して参りますので、心ある方は進んでご協力を賜りますよう、お願い致します。今年度も、会員皆様およびご家族の皆様のご理解とご協力を賜りたく、宜しくお願い致します。